健康コラム

冬にインフルエンザが大流行する3つの理由

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本格的に寒くなるこれからの季節、全国的に流行り始めるのが「インフルエンザ」です。
重症化することは少ないとはいえ、38℃以上の高熱や、頭痛、関節痛などの全身症状は大人にとっても
つらいもの。
感染しないに越したことはありません。インフルエンザは日本では例年、12月~3月頃に流行します。
なぜ、冬になると流行するのでしょうか。

 

理由① 冬はインフルエンザウイルスが生きやすい季節

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インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって発症する感染症です。原因となるインフルエンザウイルスは高温多湿に弱いため、気温や湿度が高い季節にはあまり空気中に存在することができません。

このため春から夏にかけてインフルエンザが流行することはほとんどなく、逆に気温湿度ともに一年で最も低くなる冬はインフルエンザウイルスが生き延びやすく、インフルエンザが流行しやすくなるのです。寒い季節は、室温をあまり高くして外との気温に差ができすぎることは身体に良い影響を与えません。
インフルエンザ対策としては、加湿器などを活用して湿度を上げことが大切だと言えます。

 

理由② 冬はウイルスに感染しやすい環境

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気温や湿度が下がってインフルエンザウイルスが空気中に増えること以外にも、冬はウイルスに感染しやすく
なる要因が多いと言えます。低温で空気が乾燥する季節は、ヒトの「つば」や「たん」の粒子が細かくなり、ウイルスが飛び散る範囲が広くなります。寒い冬は室内で過ごす時間が長い上に、どうしても窓を閉め切って空気がこもりがちになります。
仮に、同じ室内に感染した人がいた場合、室内にウイルスがまき散らされることになります。また、風邪などを引きやすい冬は病院に行く機会が増える人も多いと考えられます。
この時期、病院にはインフルエンザ感染者が受診のために訪れることも多いため、必然的に感染する機会が
増えてしまいます。寒い季節でもこまめに室内の換気を行うことや、病院や人ごみに出向く場合にはマスクを着用し、帰宅後の手洗い・うがいをしっかりと行うことなどがインフルエンザ感染予防のために必要だと言えます。

 

理由③ 冬はヒトの免疫力が低下しがち

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さらに、寒い季節は私たちの身体の免疫力が低下することも、冬にインフルエンザが流行する要因の一つであると言えます。空気の乾燥により鼻やのど、気管支の粘膜が乾燥しがちになり、ウイルスなどが身体に侵入しやすくなります。また、気温が下がるとどうしても体温が下がり、血行や
代謝が悪く
なりがちです。
免疫細胞の働きも悪くなってしまいます。こうした免疫力の低下により、インフルエンザに感染しやすくなってしまうのです。加湿やうがい・手洗いなどの感染予防に加えて、適度な運動で身体を温めたり、栄養バランスの良い食事などで自分自身の免疫力を高めることも忘れてはいけません。

 

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